麹町中学校の工藤勇一元校長先生の今
千代田区立麹町中学校の学校改革覚えていらっしゃいますか?
定期テスト廃止、固定担任制廃止、制服は自由など革新的な取り組みを行ってました。
私も2019年麹町中学校の視察に行ってきました。
公立中学校でもここまでできるのかと、驚いた記憶があります。
あの学校改革には、工藤勇一校長先生がいらしたからこそです。
今は横浜創英中学校・高等学校にいらっしゃり、
教員の働き方改革にも取り組んでいらっしゃいます。
8月6日国分寺リヨンホールで開催された
「子どもたちに民主主義を教えよう」
この本を読んで対話を行うセミナーに参加してきました。
やっぱり、工藤先生はパワーある!
お話しされたことは、本にかかれていることなのですが、
直にお聞きできるのはいいですね!
お聞きしたお話しの中で一つ。
学校でトラブルがあった。校長室に生徒たちが駆け込んできた。
学校は警察や、裁判所になってはならない。
工藤先生はこうおっしゃったそうです。
「なぐりあいを止めることはできるけど、殴り合いを始めることを止めることはできない。」
「君たちどうしたいの?」
対話を支援することが、教師の役割。
「みんな仲良く(こころひとつに)」と言いがちだかそれがそもそも間違い。
これを求めるのでいじめが起きる。
ひとは仲良くするのは簡単ではない。
仲良くできるとよいよね。
ということ。
対話を繰り返し、一人残らず、「いいね」と言える答えを見つけよう。
気持ではない。ということ。
感情をコントロールして利害を調整すること。
この力を身に付けられたら、すごいですね!
社会を変えるには学校から。
工藤先生はおっしゃいました!