江戸川区の2023年度予算は2912億7363万円

第1回区議会定例会が本日3月24日閉会しました。

区役所1階の案内板

区役所西棟1階の案内板

2023年度予算特別委員会の8日間すべての委員会に出席しました。

主な質問項目は以下の通りです。

人権・男女共同参画センター企画のセミナーについて テーマも多岐に及んでとても良いが、参加人数を30名で募集。WEB参加者の増を。
監査の充実について 内部統制制度をなぜ導入しないのかの確認。整備運用ついて。
介護サービス拒否者へのしくみ 介護者支援の側面からの確認。切れ目のないように。
システムの共通化・標準化(意見のみ) 自治の観点からは疑問ありだが、デジタル技術は生活を豊かにするための道具である。現場を持つ区の情報をしっかり伝え、慎重に行うように。
情報提供について、区後援催し物情報。区政情報コーナーについて 広報誌は人のつながりを作るものでもある。サークルや、文化コンシェルジュがいることも掲載を。紙ベースを大切に。
区政情報コーナーの庁舎内設置を要望。情報提供の在り方を見直すこと。区政情報コーナー、図書館に置くものに基準を。
新庁舎建設 区民の意見を伝える機会について。意見募集をしていることをわかりやすく示すこと。
ハザードマップ改定 全面改訂と聞く。わかりやすく。
ポンプ場 ポンプ場への耐水化の要望に加え、燃料補給についてはどのように行うのかの確認、そこも検討を。
図書館サテライト 子どもたちの利用も
文化コンシェルジュ さらなる周知を
共育プラザ 赤ちゃんふれあい体験、生理の貧困 共育プラザ南の子どもたちの声をきき開催の工夫を。生理ナフキンの配布を。赤ちゃんふれあい体験をすすめて。
臨海球技場の駐車場 危険のないように
スポーツコンシェルジュ 障害があってもなくてもスポーツを楽しめるように。
マイナンバーについてDVで逃げている方への対応 江戸川区の対応の確認
アントプレナー アントプレナーとえどがわ起業家フォーラムの違いの確認。労働者協同組合が創業支援事業の対象であるのかの確認と要望
農副連携 6区画就労支援、精神系、GHが協力してくれている。収穫されたものを販売できるのかを確認。販売してよいように。
ごみダイエット ベランダでもできる。キエーロ。横浜市、横須賀市、東村山市。徳島などで取り組みあり。プラごみ削減に向けても周知を。
総合リクリエーション公園 利用している人の声を聴くこと。
羽田空港機能強化 都心上空のルート見直しを
香害周知 前回の本会議質問からの続き。どれだけ請求したのか。実際は。周知を要望
中途で倒れた人の居場所 確認をし、引きこもったままとならないように。
外国にルーツを持つ方への子育て支援 住基に登録なしでも支援しているのかの確認。第3者による医療通訳の活用を。
見守りキーホルダーの更新 コロナでどうなっていたのか。更新の確認をし、状況の変化をとらえることを要望。
担い手研修の状況 状況の確認とボランティアだよりの介護保険ではないことをいう。
ケアマネジャー人材確保 介護人材確保。周知を。
引きこもり支援 30年間の引きこもりはPCもスマホも携帯も使えないことを伝える。
医療的ケア児在宅療養 レスパイトの面からの評価。障害福祉計画は見通しをもって
就労支援事業所の販路拡大 販路確保に協力を
ヤングケアラー支援 ヤングケアラー支援の考え方の確認。
子どもの権利条例 効果と評価の確認。共育プラザでの出張からの展開は?
ベビーシッター 使いにくい、使えないとの意見あり。わかりやすく。
医療的ケア児看護師確保 派遣でなく訪問看護師も活用を
DV支援 マイナカードと健康保険証の連携により居所がわかってしまう。国保以外の事業者に連絡が必要なことの徹底を。
農の風景 地産地消他農地を守る取り組みの今後に期待
自転車マナー 外国にルーツを持つ方も含め、交通安全教育を
上篠崎北部1丁目 地耐力不足を繰り返している。スーパー堤防整備方針の見直しを。
子どもの権利条例の効果と評価 学校での子どもの権利条例を学ぶ機会を
標準服について 制服ではなく、標準服と呼ぶことを要望。
モアレ検診 検診の必要性を説明し、衣類の着脱をすることの理解を求めること。
スピーキングテスト(意見のみ) ベネッセ丸投げ、試験に使用は反対。
医療的ケア児、障害児の受け入れを 受け入れを。
災害時の電源について 数値の把握。電源の確保を。
給食の無償化について 給食費の無償化に向けては、まずは、物価高騰に対応し、安心安全な食材を。

 

議会中継の写真

議会中継の写真

総括意見は伊藤ひとみが述べました。

以下、総括意見全文です。

 

2023年度江戸川区一般会計歳入歳出予算及び各特別会計歳入歳出予算について、生活者ネットワークの総括意見を申し上げます。

緩やかな経済回復や給与の増額がいわれていますが、私たちの日々の暮らしは物価高にあえいでいる状態が続いています。ただ、新型コロナウイルス感染症に関しては、対策をとりながらも、これまでのイベントや活動が徐々に行われるようになりました。人と人とが触れ合う機会が今後、増えていくことを望むものです。

さて、本区の3年連続でのSDGsの推進、脱炭素・気候変動への取組み、デジタルトランスフォーメーションの推進を掲げる予算編成は、長期的視点に立ってのものと理解します。加えて、区内産業の活性化や防災性の向上、少子化対策など区民の生活に密着した施策に鑑み、2023年度一般会計歳入歳出予算及び各特別会計歳入歳出予算に賛成いたします。
なお、修正案に関しましては、一部の趣旨については理解できるものですが、全体としては

反対いたします。

審査の過程で申し上げました意見や要望については、ぜひ政策に反映くださるようお願いいたします。

 

  • SDGs推進費についてです。

「区政情報コーナー」の現庁舎への設置については、研究中とのことでした。本庁舎内への早期の設置を求めます。現在は、図書館でも区政情報を見ることができますが、何をどこに何冊置くのか、一定程度の決まりもお考えいただくように要望いたします。 区のホームページにおいては、区民目線に立ち、意見募集をしていることが分かるような掲載の仕方を要望します。

 

  • 危機管理費についてです。

水害ハザードマップの改定では、どんな時にどのような危険が迫り、どうすればよいのかを、わかりやすく示していただくことを要望します。また、水害時に重要な役割を果たす、下水道局のポンプ場については、東京都に耐水化の要望を引き続き行うことに加え、燃料輸送まで視野に入れての対応を要望します。

 

  • 総務費についてです。

内部統制制度については、本区は「導入しない」ということでしたが、万が一リスクが生じた場合を想定しての制度であり、財政という観点だけでなく、職員にとっても安心して働きやすい環境の確保がなされる仕組みであり、ひいてはそれが区民への行政サービスにつながります。

リスク管理に問題が生じた場合に、区民への情報公開がしっかりとなされることを強く要望いたします。

 

  • 都市開発費については

鹿骨地域を「農の風景育成地区」に指定をすることで、地産地消が進み食への関心も深まります。今後の様々な可能性を期待します。

 

  • 環境費については

区が推進する「ごみダイエット」の内容については、改めて周知し、資源分別が始まった時のように、何度も説明会を開くなどして進めて頂きたいと考えます。事業系の資源ごみについては、区が見本となるのですから、その評価をきちんと区民に公表することを要望します。さらに生ごみについても減らす方法の周知をお願いします。

 

次に、羽田空港機能強化について、荒川に沿って上昇する航路の逸脱は、異常気象が増えている昨今、台風の影響は想定外ではありません。区民の安全のためにも、区として状況を把握することを要望します。都心上空を飛ぶ新航路は見直すべきと考えます。

 

  • 文化共育費です。

図書館サテライトについては、図書館職員が配置されているので、レファレンスとしての役割も可能です。図書館がない地域の子どもたちには、学校の図書室で調べ学習などのサポートをしてもらうことが出来ます。様々な方法で周知することを要望します。

 

共育プラザの事業では、葛西南部地域にも共育プラザを要望するものですが、今ある南葛西分室については、より魅力的なスペースとなるように、子どもたちと一緒に考えて頂くことを要望します。また、各共育プラザのトイレには、いつでも使用できるように「生理用品」を設置してください。

これまでも行われている「中学生の赤ちゃんふれあい体験」については、学年全体で体験できるように、学校へのアプローチをお願いします。

 

  • 産業経済費です。

創業支援事業については、地域社会に貢献する新しい働き方である労働者協同組合も対象にするよう要望します。

 

次に、農福連携は、福祉的な支援を必要とする方々が農業分野で活躍することで、自信や生きがいを感じ、社会参画を実現していく取組です。また、それだけではなく担い手不足や高齢化が進む農業分野で、新たな働き手を生み出す可能性もあります。区民農園での経験を活かして次のステップに進めるよう、福祉部、産業経済部連携して取り組みを進めてください。

 

・福祉費についてです。

なごみの家で熟年者に配布している見守りキーホルダーの更新の際には、元気な高齢者の生活状況や身体状況の変化をとらえて、必要であれば相談や支援につなげる機会であることを踏まえ更新手続きを行ってください。見守りキーホルダーの利用実績を増やしていくことも要望します。

 

次に、介護人材の育成、確保については、ケアマネジャー資格取得研修等の費用助成が新規に始まります。潜在ケアマジャー、新規受講者にも情報が届くよう周知の工夫を要望します。

また、「介護の担い手研修」の受講者が増加し、仕事やボランティアとして活躍する人材を輩出していることは歓迎します。ただ、介護保険制度はボランティアを前提とした制度ではありません。引き続き、人材の育成、確保への支援を要望します。

 

医療的ケア児等の在宅療養を支援するために、都内大学病院へ入院病床を確保する新規事業の予算がついたことは、在宅で暮らすうえでの大事な支援です。医療的ケア児は近年増えている状況であり、一般の子どもと、ともにすごせるよう、インクルーシブ保育が進むことが重要です。成長し、年齢が上がることで、その後は特別支援学校あるいは地域の学校に通っていくことになります。次期の障害福祉計画、障害児福祉計画策定の際には、学校卒業後の就労について、あるいは、日中過ごす場所について見通しをもった、計画策定を要望します。

 

引きこもり支援について、例えば、30年間引きこもり状態にある場合は、携帯電話もスマートフォンもインターネットもない世界を生きており、「引きこもりの方」とひとくくりにすることはできません。調査によってつながった方との糸口は切らさず、情報提供をしていただくこと、ひとりひとりの支援が異なるからこそ、アウトリーチでの確認を行い、それに基づいての支援の方法を考えていただくよう要望します。

 

  • 子ども家庭費についてです。

保護者のリフレッシュなどにより、一時的にベビーシッターを利用することが出来ますが、事業者によっては入会金なども必要であり、その情報はわかりにくくなっています。利用者目線にたち、各事業者の入会金などの基礎的情報や、主なサービス提供地域を一覧でHPに掲載することを要望します。

 

ヤングケアラー支援については、ヤングケアラー自身が過度な負担を負わず、自分の人生を生きることができるよう、引き続き、必要な支援につなげる取り組みをお願いします。

 

医療的ケア児に対応する看護師確保については、チームで看護にあたる訪問看護ステーションの活用を要望します。

 

  • 健康費についてです。

外国にルーツを持つ方への妊産婦支援は、本人からの不安や困りごとを十分聞ける状況をつくることが必要です。パートナーを通した通訳ではなく、音声翻訳機や、母子保健分野の医療通訳を活用してください。また、同じ文化を持つ方どうしをつなぐことも要望します。

 

香りの害である香害については、化学物質が一定程度蓄積することで過敏症が発症します。特にこどもは影響を受けやすいことから、大人に、まずは知っていただくように区の施設での掲示など、より一層の周知を要望します。

伊藤ひとみの写真

伊藤ひとみ議会中継写真

  • 土木費についてです。

上篠崎1丁目北部土地区画整理事業では、国と都と区が一体となって行う事業が行われておりますが、これまでの事業地域では地耐力不足が繰り返されています。きちんと現地盤での掘り下げを行うことが必要と考えます。スーパー堤防と一体のまちづくりは、時間もかかり、巨額の税金が投じられ、住民の負担が伴います。気候危機の時代となり、海面上昇が見込まれる中、高規格堤防では、堤防の高さは変わりません。メンテナンスもできない堤防ではなく、やはり堤防は堤防として強化を行うことが必要です。本区のスーパー堤防整備方針の見直しを求めます。

 

  • 教育費についてです。

本区は「こどもの権利条例」を制定して2年になろうとしています。さまざまに周知をしてきているところではありますが、子どもたち自身に浸透するには、さらに知らせていく必要があると考えます。共育プラザで実施されているようなかたちで全ての学校に出向いて出前授業を実施することを要望します。

 

標準服については、どのような場合でも「標準服」という表現を使うことを要望します。

 

災害時の電源については、これまでの設備以上の電源が必要ではないかと考えます。将来的には、100%再生可能エネルギーで賄える校舎となることを期待するものです。改築校については、増設も見込まれますが、既存校の災害時の電源については、早急に必要と考えられる所管を総動員して、検討を進めることを要望いたします。

 

12回目の3・11がやってきます。人間には制御できない原発の恐ろしさを身をもって知ったにも関わらず、国は原発の再稼働へと舵を切りました。SDGs推進区として環境に負荷をかけず、「誰もが住みよいまちづくり」への取組みを期待して、生活者ネットワークの総括意見といたします。