わきまえない女たちの集まり⁉︎ 羽田空港新ルート問題から
都心上空を飛行機が低空で飛ぶ。
皆さんの地域もそんな事になっていませんか?
品川・生活者ネットワークの田中さやか議員に「わきまえない女、本西光枝江戸川区議」と紹介されてマイクを持って参りました。
田中さやか議員は、確か、臨月の時選挙だったような…。
今回は品川区区議会議員の補選に「いながき孝子」が挑戦します。
今回の区長選、区議会議員補欠選挙で、羽田ルートに反対する人を選ぶかどうかで未来が変わります。
なぜかというと、
品川区では、羽田空港機能強化に伴う新飛行ルートの白紙撤回を求めて多くの方が声をあげています。
住民投票を行いたい!と法定署名数の3倍を集めて区議会に提出。
しかし、なんと区長も反対したんです。
議決結果は、住民投票制度を作る事に賛成が18、反対側21でした。
今回の補選は4名。
そして区長選挙もあります。
未来を変えることのできる選挙なのです。
私がお話ししたのは、
40年前の江戸川区のこと。
羽田空港B滑走路ができたことで、江戸川区上空を飛ぶようになりました。
騒音は90dB。年20000機も飛ぶ事になったのです。
そこで、区議会議長、区長、区民7万筆の署名とともに、東京地裁に上空を飛ばないように仮処分の申請をしました。
2年後、和解をしたのですが、その条件は
・南風で B 滑走路を使わざるを得ない場合で視界が悪いとき
・原則 23 時から翌日 6 時までは区上空飛行を行わない
・ 区上空飛行時及び解除時に羽田空港から連絡がある夜の11時から朝の6時までは原則飛ばないこと。
です。
今回の機能強化では運用が異なり、このお約束が変わってしまっており、問題勃発ではありますが、過去、飛行ルートを変えることを勝ち取ってきたのです。
これにはあきらめない事があると思います。
市民は無力ではないのです。
声を上げて、その力を集めれば変える事ができます。
杉並区のこともお話ししました。
昨年10月の衆議院議員選挙では、石原伸晃さんではなく、市民連合がおした、野党共闘候補が通ったこと。
そして、今回の区長選挙では、これまでの区長ではなくて、区民は、岸本聡子さんという新人の女性区長を誕生させたのです。
私たち一人ひとりの票で変えられること。
これってすごくないですか。
実際、選挙は1票で当落が決まります。
江戸川区でも葛飾区でも、それは過去起きています。
私たちの力は小さく見えるかもしれないけれど、変えていく事はできる。
地域から社会を変える。
地域から政治を変えていくことができるんです。
応援に駆けつけた、元神奈川県議の若林ともこさんも、横浜のカジノ誘致についてお話しされました。
住民投票は否決されたが、横浜市の場合は市長の交代という事で、結末となったと。
私たちは無力ではありません。
わきまえない女たちである、私たちが変えていきます。