「憲法改悪を許さない東京東部大集会」に参加!
おしどりマコさんケンさんのお話と木村草太さんの講演。
マコさんケンさんは吉本の芸人さん。
東日本大震災による福島第一原発の事故から、ずっと東京電力の記者会見に行ってます。
私たち、江戸川・生活者ネットワークでも、そのお話を伺いたいと、2013年3月にマコさん、ケンさんをお招きしています。
記者会見の場でも、鋭い質問をする記者さんは意図的にさされないということや、当時は100人ほどきていたのに、今はもうマコさんケンさんの他は2人という事もあるそう。
記者も変わるし、東電側の説明者も変わる。歴史の塗り替えが行われる。そんな時はご意見番のように発言しているとのこと。
またこんな話も。
外国人技能実習生が、除染や廃炉作業に危険も知らされず、働かされていた事実なども伝えてくださいました。
私が何より驚いたのは、ドイツの学生の話。
おしどりマコけんさんはドイツに呼ばれていろんな国際会議に出るようになった。それと、学校にも呼ばれている。
そこでは驚くほどみんな原発事故に詳しい。
授業で扱うわけではなく、それぞれが勝手な興味で自ら学んでいる。
質問タイムもほぼ全員が手をあげる。
1日2時間3校のペースを一週間行うことを毎年やってきた。
この反応はどこでも同じであり、講演後は質問責めにあうそう。
英語版の報告書も読んでいる。被爆の影響は?とか、14歳の子も質問する。
これまで教育が素晴らしいと思っていたが、それ以外にもあることに気がついたとのこと。
14歳の子は当時7歳。なんでそんなに知っているのかと尋ねたら、ドイツで流れたニュースを家庭で見て話していたと。それがどの子もそう答える。
家庭にもそういう土壌があるという事に気がついたそう。
ドイツは民主主義の中からあのナチスドイツが生まれてしまった。その反省に立ち、最後の1人となっても自分の意見をもち表明できるように努力しているとのこと。
マコさんケンさんはまず自分の半径5メートルの人を変えていこうとおっしゃってました。
愚かな市民は愚かな代表を生む。
歯磨きするように社会を政治を考えよう。歯磨きを怠ると虫歯になる。
社会を考えないと手痛いしっぺ返しがくる。
私も半径5メートルに伝えていかなくては!