日本政治と生活者ネットワークの役割を考える。with 一橋大学教授 中北浩爾さん
東京・生活者ネットワークのリーダー研修で、一橋大学教授の中北浩爾さんのお話を聞きました。(7月26日)
なぜ自民・公明は強いのか?
分厚い支持基盤があるから。
40年前、生活者ネットはアジェンダの先取りをしているイメージがあった。
環境政策や女性。
しかしいまはネットは見えにくい…。
江戸川において、初めて区議会へと議員を送り出したのは、もう約27年前です。
女性議員が少ない中、子どものことや、環境のことなど、身近なことを質問してきました。
環境影響ホルモンが子どもたちへ悪影響を及ぼす。
給食で使う食器をメラミン樹脂から強化磁器に変えてはどうかと求めたのも、子どもたちのため、安心で安全な環境をとの思いでした。
生活者ネットワークが初めて都議会に議員を送り出し、食の安全についての質問をしたときには「議会に台所を持ち込むのか!?」なだどというヤジが飛んだそうです。
でも、恐れずに主張してきました。
食品の表示義務を求めて直接請求をしたことや、3R(リデユース、リユース、リサイクル)の署名を街頭で集めたりと、私たちは自分たちの生活に必要だと思うことを自ら社会に訴えてきました。
福祉にしても、子育てにしても…。生活者として困ることを訴えています。
しかし時代が追い付いて目新しさがなくなってきたのかもしれません。
さて私たちはどうしていくのか。
どうしたらこの運動を多くの方に伝えていくことができるのか。
トップダウンではない議論は続いていきます…。