OKINAWA視察報告 その1

この夏、江戸川・生活者ネットワークでは、沖縄を通して憲法問題を考えようと「OKINAWA1965」の上映会を行いました。

那覇市にある不屈館の前で

自民党草案における改憲の重点は9条であり、日本の安全保障についてどのように考えるのかが重要な論点となります。沖縄の基地問題は日本の安全保障の柱となる重要な施策であると考え、8月11日から15日にかけて、江戸川ネットのメンバー9名で沖縄に行ってまいりました。

辺野古では毎日500人目標でトラックの搬入を阻止する運動が続いていると聞きます。今、辺野古の基地整備はどのような状況なのでしょうか。

沖縄戦に関わる場所の見学や現地で運動に関わっている方にお話を伺ってきました。

 

 

最初の訪問地はカメジローの不屈館。沖縄の祖国復帰と平和な社会の実現を目指して命がけで闘った、瀬長亀次郎(元衆議院議員)が残した膨大な資料を中心に、沖縄の民衆の戦いを後世に伝えようと設立された資料館です。

映画にでてくる沖縄国際大学での上映会

 

次は沖縄国際大学で上映会「ひまわり」
1959年(今から59年前)に米軍機が落ち、18名の命が奪われた宮森小の事件、2004年沖縄国際大学に米軍のヘリが落ちた事件を取り上げたものです。
長塚京三さん 能年玲奈さんが出演しています。

 

その後のシンポジウムには、沖国大の先生、当時宮森小1年だった方、緑ヶ丘保育園のママが登壇。
司会は長堂登志子さんです。

緑ヶ丘保育園には昨年12月に米軍機の部品が落下。
その後にも普天間第二小に重さ約7.7キロもある窓枠が落下してきました。

沖縄の空はいまだこうした危険にさらされているのです。

普天間第2小に落ちた窓枠のレプリカ

左から司会の長堂登志子さん、沖国大石川明子さん、630会井波洋正しさん、緑ヶ丘知念涼子さん