六価クロムについて
24日のフジテレビでの報道、そして28日の朝日新聞の報道ご覧になった方も多くいらっしゃったと思います。
私自身も、引っ越ししてきた後に、小松川に六価クロムが埋まっていることを知りました。住んでいる方の中には、私と同じように、認識してない方がいらっしゃると思います。自分のまちについては知っておきたいですね。
私たち生活者ネットワークも六価クロムについては、2001年、風のひろばの漏水に六価クロムが含まれているという問題が発生した当初から、住民のみなさんと一緒に調査したり、学習会を開いたりしてきました。今回も情報を入手し、すぐに区に対応を求めました。
現在の区の対応状況については、雨水ますよりあふれ出た可能性があるということで、25日(金)、28日(月)と、還元剤をまき、洗うという作業で除染をしました。歩道側は、近寄ることができないよう囲ったということです。けれども対処療法では根本的解決になりません。今回は区道であることから、区が一時的な応急処置をしてあり、年明けには、下水管の流れをよくする対応を都が行うとのことです。
都が還元処理をしたはずの土地です。子どもたちが遊ぶひろばであり、すぐ近くに多くの区民のみなさんが住んでいるところです。対処的な対応で終わらせることなく、根本的な原因を突き止めるよう、今後も、都議会生活者ネットワークとも連携し、情報交換をしながら、区にはもちろんのこと、都の対応も質していきます。