世界環境デーの日にみんなで考えました。ーえどがわみらいカフェー

6月3日は江戸川区が行う「環境フェア」が開催されました。

総合文化センターで開催。

燃料電池車の試乗や、子ども向け実験コーナーや環境について学ぶブースが出店しています。

江戸川区の「環境をよくする運動」は1970年に環境浄化運動としてスタートし、区民と行政が一体となり、「葛西ゴミ公害」「航空機騒音問題」「成田新幹線区内通過問題」に取り組みました。

現在は一斉美化運動や防犯パトロールなどを行っています。

環境をよくする運動中央大会では、貢献された個人・団体の方々が表彰されました。今年で47回目です。

 

 

「えどがわみらいカフェ」タワーホール船堀にて

そして今日世界環境デーの6月4日は「足元から地球温暖化を考える市民ネットえどかわ」設立20周年記念イベントに参加しました。「えどがわみらいカフェ」 副題はー映画「ダムネーション」を見て地域の未来を語ろうーです。
アメリカのダム開発問題を取り上げた映画は、鮭の遡上を妨げる、自然の循環を止めるダム開発を映し出していました。

以下映画ダムネーションの公式ページから

破壊すべきダムがあるかぎり“ダムバスター”は挑戦し続ける

アメリカ全土につくられた7万5千基のダム。それらの多くは、川を変貌させ、魚を絶滅させ、それにもかかわらず期待される発電・灌漑・洪水防止のいずれにおいても低い価値しか提供していない。むしろダムの維持には高い経済的コストもかかっている。そんな負の面ばかりのダムを「撤去」する選択が、アメリカでは現実になってきた。だが「ダム撤去」が当たり前に語られるようになるまでには、「クレイジー」と言われながも川の自由を求め続けてきた人びとの挑戦があった。彼らのエネルギーにより「爆破」が起こるドキュメンタリー。

環境を考える媒体として衣料品や食料品を販売するパタゴニア

そして、今はダムを解体し、自然を取り戻すためのアクションが起きています。日本も追随したいものです。

映画をみた後は、環境活動家の田中優さんや、パタゴニア日本支社の小川さんのお話を聞き、廣水さんのファシリテーターでみんなで話し合いました。

私たちのグループでは二酸化炭素を固定化する「炭」、食べられる家庭菜園「エディブルスクールヤード」、植物が持つ化学物質である「ファイトケミカル」がキーワードとして出てきました。

二酸化炭素排出量削減を空中戦で語るのではなく、自分たちができることをやっていこうじゃないかと言うのはまさに「足元から地球温暖化を考える」環境デーになりました。