羽田空港のこれから ~羽田空港機能強化についての説明会~より
広報えどがわ7月10日号に「羽田空港機能強化についての説明会」の見出しがありました。
コミュニティミーティング(地域との意見交換会)が7月27日(月)から31日(金)まで開催とありましたので、清新町コミュニティ会館の回に参加してきました。
江戸川区に引っ越してきた15年前、夜8時半のディズニーランドの花火の音と、飛行機が通る音に驚いたものです。
当時はポケモンジェットの機体の絵柄まで鮮明に見えて、真上を通る飛行機を子どもとともに見上げていました。
今年、船堀駅で活動報告を行っていたところ、女性が「飛行機の音がにうるさすぎる。なんとかならないの?」とご意見をいただいたところです。
清新町の1階のホールには、ほぼ満席の人が集まりました。
ざっくりといえば、機能強化とは、羽田空港の国際線の増便のための方策と取り組みということで、私たちの暮らす江戸川区の上を通るので、国土交通省がその説明に来たということでした。
お気づきであるとあると思いますが、天候が悪い時、轟音が聞こえてきます。
現在は南風時の深夜・早朝時間帯以外の悪天候時の到着便が江戸川区を通っていきます。
出発便はいつも通っていますが、6000ft(1800m)以上なので、気が付くことがあまりないようです。
そもそも、羽田は国内線、成田は国際線としたはずでは…?と思いますが、2001年に国際線チャーター便の運航が開始し、2010年から国際線定期便が再就航しています。
今羽田空港はフル稼働していて、これから国際線を増やすために、飛行経路を見直したいとのことで以下の提案がありました。
天候のよしあしにかかわらず、南風時の15時から19時は6000f(約1800m)上空を通る。
北風時の(6時から10時半、15時から19時)は、新しい荒川沿いに出発。
なるべく高度を上げて飛ぶとの説明でしたが、6000f(約1800m)以下で飛ぶことになります。
会場ではたくさんの意見が出され、それについて一つ一つ答えるとともに、この意見を持ち帰り年末から年明けに、第2回目のコミュニティミーティングの開催とのことでした。
この説明会は、羽田空港発着時の飛行経路である、東京都、神奈川県、埼玉県の各地域で行われています。それぞれの場所での意見を聞いて、戻ってきますとのことでしたが、このルートをとると、江戸川区内での飛行機の音の問題が、今とは異なる場所にもひろがることとなりそうです。
国土交通省ではホームページでもこの情報を掲載しています。意見も募集していますのでご利用ください。
http://www.mlit.go.jp/koku/haneda/index.html