分けないことで子どもは育つ ~沖縄の学校作業療法の実践から~

3月に引き続き、江東区学童保育連絡協議会が招致。

沖縄県の作業療法士、仲間知穂さんが5月17日に江東区にいらっしゃいました。

江東区教育委員会も後援をしています。

仲間知穂さん学習会で、仲間知穂さんと伊藤ひとみと本西みつえで映っている写真

仲間知穂さんと伊藤ひとみ区議と

江東区でも子どもたちが笑顔になる姿が見えました!

 

クラスに発達に課題がある子どもがいる時、どんな対応を考えますか?

支援員をつける?

クラスの子に説明する?

学級を分ける?

病院に行くようにすすめる?

 

江東区学童保育連絡協議会の主催、みんなで語ろう「届けたい教育・保育」学校作業療法の魅力交流学習会では

沖縄の仲間知穂さんの実践をお聞きしました。

参加したみんなで集合写真を撮りました

集合写真を撮りました

自閉傾向のある子どもの保育園に入り、作業療法士の視点からその子どもを観察し、先生の届けたい教育は何なのかを聞き、

それに向けて先生と一緒に考える。

その子だけへの支援におさまらず、学級全体の子どもの育ちへの支援となってました。すばらしい!

 

やがて、小学校に上がり、教室を歩き回る○○くんに、教師が座るように声かけするのを見て、

子どもたちが、

「先生は、○○君に、学ばせたいの?それとも座らせたいの?」

と聞いたというんです。

すごくないですか!

スタッフの腕章をして受付をお手伝いしました。

私もスタッフとして受付担当しました。

こんなふうに子どもたちが育っていくんだと感動でした。

こうした保育や、教育が継続されることで、地域共生社会は実現していくように思います。

「合理的配慮」や「差別的取り扱いの禁止」という言葉だけの社会とならないようにしていきたいですね!