曳家(ひきや)の現場に遭遇
「曳家(ひきや)」ってご存じですか?
建物を別の場所に移すことが必要な時に、建物の上物はそのままにして移動させるというものです。
私がその工法を初めて聞いたのは、光塩女子学園の校舎でした。
「校舎をそのまま移動させたの? すごい!」
もう18年以上前のことですね。
先日、京王線の代田橋に行きました。
駅舎は工事中、
「あー、ここも建て替えなのか。新宿駅も渋谷駅も再開発しているけれど、この駅もきれいにするのか…。」
外にでたら、なんと、「曳家(ひきや)」をしている現場がありました!

仮置きされた神社のお社
神社も曳家されてしまうものなのか…と思ったのが正直な感想でした。
それとともに、軽くして動かすのか…と当たり前のことを再認識しました。
お引越しでも、箪笥の中は出すわけだし、当然のことか…なんて思っていました。

仮参道
偶然外に出ていらした、宮司さんのお話によると、
(7と8がよくわからなくなったので逆かもですが)
「それまで東京都との話し合いは2桁の年となる。」
「10年以上ということですか?」と聞いたら
「そうです。」と。
開かずの踏切なので、
今のこの状態は「お社仮おき」の状態。
元あった場所から少し移すだけだが、一旦移動して、
補償はどう決着したのか。と踏み込んで聞きました。
神社であっても、建物としか見てくれず、
ただ、こちらの希望があって、お社を動かすくわけではない。
街に暮らす皆さんを思っての決断だったと。
今回の工事によって、氏子に費用負担がかかるのもおかしい。
そこで、お社をうつすことについては、こちらがわの費用負担はない。
ただ、移転に伴う負担は当然ある。
新年の初詣も夏祭りも、例年のようには行えないということはある。
ということでした。
境内にあった木は伐採されたそうです。
今、仮おきの、

解体工事の看板
線路を挟んで反対側にいったことろ、こんな看板が設置されていました。

道路補修工事の看板
江戸川区内では、上篠崎1丁目北部土地区画整理事業地区にお寺が含まれています。
墓地を伴う移転が予定されています。
昨年墓地移転説明会が開催されましたが、その時のお話では、本堂をどうするかはわからない状況でした。
その後、墓地移転についてもいったん見合わせの状況となっています。
高規格堤防と一体のまちづくりは、莫大な住民負担を伴うということは確かですね。