マイナ保険証にしなくちゃならないの?
「これまでの健康保険証は使えなくなるのですか?」
と聞かれることがあります。
「12月2日からは紙の保険証は廃止されてしまうから、病院に行けなくなってしまう…。」
と思い込んでいる方がいらっしゃいます。
大丈夫です。
マイナ保険証にしなくとも、病院を受診できます。
「でも、薬局でもしつこくすすめられるんだけど…。」
そうですね。確かに、通院すると、さまざまなところで、マイナ保険証に切り替えをという案内がされます。
でも、大事なのは、ご自分が使いやすい方を選ぶことだと思います。
参考までにマイナンバーカードは、現在どのくらいの方が持っているのかをお伝えします。
マイナンバーカードの江戸川区での保有率(総務省のホームページの公表資料から)
2024年6月 72.8%
2024年10月 73.8%
マイナ保険証の利用率(社会保障審議会医療保険部会で提示された資料から)
2024年5月実績 全国7.73% 東京都7.25% 江戸川区7.59%
2024年9月実績 全国13.87% 東京都12.38% 江戸川区12.42%
マイナ保険証の登録者数はというと…
2024年10月23日現在で、国民健康保険は51.20%、後期高齢者医療制度では8月末の資料で55.54%
です。
また、紙の保険証は12月2日で廃止されますが、その後有効期限が来るまでこれまでの保険証を使うことができます。
その後、期限がきたとしても、資格確認証というものが発行されますので、なにがなんでもマイナ保険証にしなくてはならないということはありません。