私たちはマスクを外せるのだろうか
新型コロナの感染が再び広がっています。
どうなるのだろうかという気持ちが多くのかたに湧き上がっているのではないでしょうか。
江戸川区でも第7波と認識。
新型コロナへの対策で、状況に応じて所管課に応援が入ることになっており、7月13日の福祉健康委員会で、全庁で応援体制に入ったと答弁がありました。
コロナの生活も早3年目。
もう3回目の夏になっていることに驚きます。
心配なのはマスクをすることで表情が見えないことについての子どもたちの発達への影響です。
マスクを外せる日は来るのでしょうか…。
昨日、東京・生活者ネットワークの子ども部会がありました。
子ども部会は都内34の自治体にある生活者ネットの中で「子ども分野」に関するテーマを、調査や視察を通じて議論する部会です。
マスクについてのステートメントを出すことを検討してます。
意見はさまざま。
子どもがマスクを外して子どもらしく遊べる日常に戻したいと思う気持ちは一緒です。
でもそれに対して私たちはどういう見解を誰に向かって出すのか。
生活者ネットワークの議員には、お子さんが小さい方が沢山います。
まだ保育園、小学校や中学校。
こんな声がありました。
「マスクを外そうよ。と声かけしても、子どもは外さないんです。
ほっぺたに跡がついてかぶれていても外さない。」
涙をにじませて語ります。
「中学生の子どもも外しません」
「大人が外さなければ外せないんです。だから私は、大人は率先してマスクを外すべきだと思います。」
私たち大人が、どれだけ強く、子どもたちにマスクをすることを求めてしまったのかがうかがわれます。
一方で、
「私は人にうつさないために、マスクをします。自分がもしかして無症状で感染者だったらと思うと」と。
などなど、さまざまな意見がでました。
マスクをするというのが当たり前の生活になってしまったのは、
日本人という国民性も関係するのかもしれないと思いました。
江戸川の福祉健康委員会で、副議長がホノルルに姉妹都市盟約の調印に行った時のことを話されました。
日本ではマスクをしているのが当たり前だが、海外に行ったらほとんどがしていなかった。と。
ご自分は「外ではしてない」とおっしゃってました。
私も、できるだけ外では外しています。
いま、厚労省がマスク着用についてHPに掲載しています。https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kansentaisaku_00001.html
屋外で2メートル以上離れている時は、会話をするときもマスクはしなくて良い。
それにもかかわらず、私たち大人も外してません。
人の目が気になるから?
マスク警察に指摘されるから?
ただ単に、つけたり外したりが面倒だから?
やはり、まずは今のルールにおいて、
屋外で人と2m以上離れているときは、大人が積極的に外で外すことから始めることが必要だと思いました。
東京・生活者ネットワークの子ども部会で、もう少し議論を重ねます。
ステートメントができたらまたお知らせいたします。