「フラワーデモ」をやろうよ!
2つ目の鍵は「小さいときから」です。
海外に目を向けると、性教育は小さな時から行われています。
2009年には、ユネスコが中心となり『国際セクシュアリティ教育ガイダンス』が作成されています。
日本でいう、幼稚園のころ、小学生のころ、中学生と、年齢に応じた性教育がなされます。
特別なことではないのです。
その中で、相手を尊重するということも学んでいきます。
3つ目の鍵は「大人も学ぶ」です。
「性教育」と聞くとなぜか構えてしまうのは、私たち自身も「性教育」を受けてこなかったからです。
どんなものなのかを知らない。
だから抵抗があるのは当たり前だと思います。
子育てをしたとき、こんな経験はないでしょうか。
「ママ(パパ)、ぼく(わたし)はどこから生まれてきたの?」
と聞かれたこと。
その時どう対応しましたか?
「そんなこと知らないでいいの。」とか、つい、聞かなかったことにしてしまう。
そんなことがありませんか。
この時が重要なのです。子どもは、敏感に感じ取ります。
この話はしてはいけないんだ…と。
すると、子どもたちはやがて、インターネットで、性の知識を得ようとします。
そこには、誤った情報もたくさんあります。
こうならないように、きちんと、子どものころから「人権としての性教育」を行っていくことが必要です。
そして大人自身も、見なかったこと、聞かなかったことにするのではなく、向き合うことが必要です。
こうした、私たち市民が感じていることを、身近な区議会へと繋げていける人を、送りだすことが大切ではないでしょうか。
葛飾生活者ネットワークでは、訪問看護師の沼田たか子さんの擁立を進めています。
選挙は国政だけではありません。
身近な区議会もとっても大事な選挙です。