今年は縮小して第16回江戸川区合同水防訓練を実施
もうすぐ梅雨。今年も大雨にはなりませんように。と願っていませんか。
私たちの暮らす江戸川区は陸域の7割が満潮位より低いゼロメートル地帯です。
新型コロナも怖いけれど、水害もとても怖いです。
昨年は新型コロナによりこの水防訓練も中止となりました。
今年は一般参観や展示コーナーを中止し、感染症対策をしての実施です。
訓練開始。
あれ? 毎年行っている「月の輪工法」が見当たりません。
双眼鏡で見ても形が違います。水もためてる…。
近くに行くと、今年は、都市で使われる可能性の多い「土のう浸水防止工法」としたと説明がありました。
より実践的ですね。
しかし、冷静に考えれば、30人の職員で土のうを作り1時間かかってます。
土のうを積むことにより、道路から住宅地などの低い場所に水が流れ込むのを未然に防ぐことができるという学びを得ることかと思いました。
次は「せき板工法」
こちらは災害復旧協力会社の方が、堤防上に板を用いて堤防のかさ上げを行い、堤防上部から水があふれることを防ぐ工法です。
杭を堤防上部に打ち込み、次に板を杭に釘付けします。さらに板に沿って粘土や土砂を置いて突き固めています。
写真はごめんなさい。なしです。
3つ目は葛西消防署による越水防止工法。
越水の危険があるとき、または越水しているときにチューブ式の水のうを使用します。
チューブを連結することで長さや高さを調節することができます。
東京消防庁に72本あり、葛西消防署に10本配備してあるそうです。
1本の長さは15メートルです。
4つめ。
江戸川消防署は「積み土のう工法」。 最もオーソドックスなものです。
水があふれる恐れがあるとき、堤防の上に土のうを積みます。
5つめ。
小岩消防署による「改良積み土のう工法」
積み土のう工法に漏水を防ぐために防水シートでくるんでいます。
6つめ。
葛西消防署「地下浸水防止工法」
地下道や、地下建築物に通じる開口部をふさぎます。
最後は川でおぼれている人を助ける水難救助隊による救命ボートの出動でした。
もしもの時の情報は区からメールなどで届きます。
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