臨時会ってなに? 今年の臨時会は何をするのかというと…。

臨時会が開かれました。

例年であれば、常任委員会の委員選任などが行われ、会期は1日です。

 

しかし今年は、昨年に引き続いて、新型コロナウイルス関連の補正予算議案が区長から提出されました。

初日の本会議終了後、総務委員会が開かれ議案審査が行われました。

議案は

① 生活困窮者のための住居確保給付金のこと 1億7175万1千円

② 子育て世帯(ひとり親世帯以外)生活支援特別給付金のこと  5億9777万5千円

③ 新型コロナウイルス感染症対策の関係費について  3億8605万4千円

です。

 

住居確保給付金の申請状況と給付状況を聞きました。

住居確保給付金は昨年2020年度実績で相談件数は12,730件、申請者は3,977件、3,176支給決定。

延長39%→再延長23%→再々延長8.4% (3か月ごとに延長となります)

男女比は6:4

年代は、単身世帯では20代の申請が最も多く、複数世帯では40代がピーク、合計では30代がピーク。

 

働き盛り世代が利用されていることがわかります。

そして、かつては補助的な働きだと思われていた女性も、いまや主たる生計維持者であるということもです。

 

延長の状況をみれば、だんだんと減っていますので、いっとき支援することで状況が改善されていると予想できます。

再々延長は、8.4%です。

その後の支援は?と聞くと、生活保護となり、自立支援施設に入ってもらいそこで就職先を見つけるとのこと。

 

。。。。。。

必要な方には最後のセーフティネットである生活保護がきちんと機能することは必要だと考えます。

 

ただ、住む場所もすべて失ってからの支援ではなく、いっとき支援があれば住む場所を失うことは避けられる場合もあります。

住まいがあれば生活を立て直すチャンスは広がります。

給付を受けた12か月の先、一定期間、安価な家賃で住むことができれば。。。

 

たとえば、住宅セーフティネット法の、セーフティネット住宅に登録し、家賃の低廉化対象住宅とすれば、住み続けることができるのではないでしょうか。

しくみがまだまだ整っていないとすれば考えていけばよいのです。住まいは暮らしの基本です。

そのことを意見しました。

 

また、この住居確保給付金が自分が該当するかどうかなどわかりませんので、わかりやすい情報提供をすること、ホームページにはQ&Aを載せるなど工夫を求めました。

実際、学生でも該当する場合があるのです。

国籍は問わないので外国にルーツを持つ方でも大丈夫です。

 

 

次の

子育て世帯(ひとり親世帯以外)生活支援特別給付金については、

広報えどがわ 6月15日号、7月1日号にその内容が掲載されます。

その他ホームページやチャットボット、各関係機関からも案内されます。

これは、所得が急変した方も対象になります。子ども1人につき5万円が給付されます。

 

 

最後の、新型コロナウイルス関連については、

積極的な検査の拡大を求めました。

 

今回で総務委員会に出るのは最後です。

次からは福祉健康委員会に入ります。