新型コロナウイルスへの対応の現状 子育て教育力向上の観点から(4月23日現在)

子育て教育力向上特別委員会が4月23日に行われました。

そこで確認できた、現在の状況を記します。

・児童相談所の状況

4月15日から21日までの1週間の相談件数は119件

虐待案件57件 警察からの情報が多いところだが、新型コロナウイルスにより自宅にいることが多くなり、面前DV の通報が多い。

一時保護14名入所あり。落ち着いて過ごしている。

一時保護の人数は当初、定員の30%程度と東京都とも調整をしていたが、コロナの関係で高めに推移している。

 

・保育園の状況

登園自粛により20%台の登園率であったが、利用の制限という言い方により、今は17%程度に落ちている。

江戸川区長名で事業者あて制限をしているという手紙を出している。これにより落ち着いてきている。

私立保育園も含め、職員も交替で在宅勤務となっている。

登園の自粛をしているため、在宅園児への家庭の状況を保育園側から見ているところ。

育休の1か月延長については考えているところ。

 

・学童保育の状況

4月当初は3,000人強が通っていたが、今は半分以下に減っている。今週は500名程度の利用。

職員も可能な限り在宅勤務にしている。

 

・幼稚園の預かり保育

休園は多いが、預かり保育は実施しており同様の状況。

 

・学校の状況

学校からは教員が週1回電話連絡をしている。課題のある子ども、虐待リスクの高い家庭は優先順位を上げて対応している。本人に話を聞くこともしている。

学習面については、全児童に、eライブラリアドバンスのIDを4月15日までに渡している。このほか東京ベーシックドリルも使用可能でオンライン学習は可能。

各学校HPより児童生徒には課題を出している

オンライン授業の可能性については、タブレットは令和5年までに1人1台を持てるようにと計画中というところ。

職員の勤務状況は2割。在宅勤務としている。

 

・食の支援について

ごはん便の活用を行っている。資格要件を住民税非課税世帯としていたが、失職や、減収となった家庭もあり、利用できるよう対応している。PRはHPや、保育園については利用の自粛に合わせ案内している。

GW中の対応は、検討中。

 

・マスクと消毒液の確保

都の備蓄分はすでに配布済み。区の備蓄分を配布中。