2020年度予算案への江戸川ネットの意見

江戸川区の2020年度予算案が可決しました。

 

江戸川・生活者ネットワークでは今回は以下の項目について取り上げました。

 

介護保険特別会計

〇地域包括支援センター    地域包括支援センター運営協議会の公開を。介護者の人生を大切にするための介護者支援の視点を介護保険事業計画に。

〇日常生活支援総合事業    日常生活支援総合事業は必要な人にサービス提供が届くように。

 

経営企画費

〇SDGsを取り入れた予算編成について       ジェンダー視点の重視が見えにくい。すべての施策にジェンダーの視点を。

〇気候変動緊急事態宣言 大型施設計画推進 RE100実現に向けての具体的計画については専門家を入れて検討を。

 

危機管理費

〇避難所のトイレ 避難所のトイレについては、既存の施設設備も使える固めるタイプの備蓄を。

〇二次避難所の開設 福祉避難所としてはじめからの開設と周知、避難所の増設を。

 

総務費

〇住民税・軽自動車税のクレカ払い、LINEPay 支払い証明書の発行は速やかに。

 

文化共育費

〇共育プラザ赤ちゃんと中学生のふれあい事業 新たに開設される中央も含め全館で、中学校全校の実施の検討を。

〇共育プラザの1655勉強カフェ終了について 子どもたちの声を反映した居心地の良い居場所づくりを。

〇共育プラザの図書の充実 自然に本に親しめる環境づくりを。

〇新型コロナウィルスへの大型施設への対応 パートなどで働いている人が経済的に追い込まれることのないように、区の相談窓口などの情報を得られる場を指定管理者に周知を。

 

生活振興費

〇種子法・種苗法 種子法廃止、種苗法改正により小松菜に影響はないのか、私たちの食の安全と農家を守るために情報収集と情報提供を。

 

環境費

〇気候変動非常事態宣言 気候変動非常事態宣言をして全庁で取りくみを。

〇清掃職員の退職不補充について    災害時においても清掃業務が滞りなく行えるよう正規職員の補充の検討を。

〇給水機の設置    プラごみ削減のためにマイボトルの普及と給水機の設置個所の増設を。

〇羽田空港機能強化に伴う実機飛行 住民の声をしっかりと聞き、国に対して区民のために「求めるものは求める」というスタンスを。

 

健康費

〇親子健康手帳    親子健康手帳に国連子どもの権利条約の記載を。

〇胃がんリスク(ABC)検診について がん検診から胃がんリスク検診へ。

 

福祉費

〇介護・福祉人材緊急確保・定着奨励金 どんな支援が必要か事業者の声をよく聞いて現場とともに考えて。

〇保育所等訪問支援 サービス提供事業所の増と支援先と保護者への理解の促進を。

〇バリアフリーのまちづくり 障がい者への理解促進のためにバリアフリーのまちづくりへの設置補助を。

〇移動支援 通学の移動支援の提供の保障を

 

子ども家庭費

〇母子及び父子福祉資金    相談申請を合格前に行うなど制度運営について検討を。

〇赤ちゃんが頭を打った場合の一時保護        揺さぶられ症候群(SBS)が疑われる場合の一時保護は、常に冤罪の可能性を念頭に置き丁寧な説明を。地域児相ならではのSBSの対応の発信を。

 

都市開発費

〇空き家の活用と居住支援協議会    空き家活用、居住支援を考える協議体に専門家をいれ充実を。

 

土木費

〇高規格(スーパー)堤防整備について 治水は危機管理。気候変動危機の時代において、速やかに有効な越水対策を講じるための堤防整備方法について、国も区も再考を。

〇街路樹の根上り対策について まちづくりにグリーンインフラという考え方をこれまで以上に積極的に取入れを。

 

教育費

〇新型コロナウィルス 子どもの居場所についての確保を。速やかな情報提供を。

〇外国籍を持つ子どもたちについて 就学要請について丁寧に対応を。また情報提供を。

〇放課後補修教室 子どもの意見を聞いた形で。

〇性教育について すべての学校で専門家を迎えての授業の実施を。

〇男女混合名簿について    SDGsの視点を改めて議論し、教育現場にも提案を。

〇学校建設について 入札の際には近隣住民への苦情対応への態度、社会・企業モラルのチェックを。