行政にもデジタル化の波…がやってきた
「DX」ってご存じですか?
デジタルトランスフォーメーションの略です。
江戸川区役所にもDX推進課があります。
いったい、私たちの生活にどうかかわってくるの?って多くの方が思うのではないでしょうか。
江戸川区では、行政サービスのデジタル化の推進ということで、来庁しなくてもよい区役所を目標としていこうとしています。エストニアが電子政府を実現しており、本庁移転を機にエストニアをめざしたいと区長が述べています。
現在は、来庁を伴う申請が3000あり、3年間でその半分を電子申請ができるようすすめていく予定です。
電子申請ができるのは区民にとっても便利になるためよいことだと思っています。
しかし、私たち生活者ネットワークも、このデジタル化の波の
何を気を付けて、
どうチェックしていかなくてはならないのか、
私たち自身の言葉を持つことが必要だと思いました。
そこで、このことをテーマに3回連続学習会をすることにしました。
第1回目は、地方自治総合研究所の其田茂樹さんが講師です。
其田さんは、DXについての専門家ではないけれど、とのことですが、
「地方自治を脅かす可能性はある」とおっしゃいました。
これまで、それぞれの基礎自治体は、
地方分権により、特色ある行政施策を打つことが可能でした。
あわせて、システムもそれぞれが構築してきたわけです。
しかし、国がシステムの共通化、標準化といい、
地方行政にこれを求めてきたとしたら…。
システムの標準化した部分の財政負担は持つけれど、オプションはもたないよ。
となったとしたら…。
これまでの、独自の施策は、コストがかかるからやめてしまおう。。。ともなりうるわけです。
また、個人情報保護についても、国が一元管理をする方向にあります。。
では、各自治体がもっていた個人情報保護条例はどうなるの?
個人情報審議会はいらなくなってしまうの?
うーん、これもどうなっていくのでしょう。
なんか、とても変わっていくようだ。。。ということはわかりました。
次回の学習会を受ける前に、予習が必要な状況になってきました。