みんなの「子どもの権利条例」になるために! 2020年第1回定例会
2月17日(月)から2020年第1回区議会定例会が開かれています。
今議会では来年度の予算についても審議されます。
今回江戸川ネットが取り上げたテーマは、「子どもの権利条例」と「気候変動」。
同じ会派の伊藤ひとみが登壇しました。
江戸川区でも遅れること20年、やっと子どもの権利条例をつくります。
子ども条例や子どもの権利条例などの総合条例は、1700あるうちの自治体で48自治体ほどで策定されています。
しかし、その内容をみると、子どもの権利に対する条例として認められないと考える専門家もいます。
国立市の「子どもオンブズパーソン条例」は総合条例ではないものの、子どもの権利を守るために急ぐべきものとして制定されています。こうしたものを数えてみると100以上あるようです。
分類の仕方により子どもの権利に関しての条例がいくつあるのかと数えるのは難しく、やはり内容が大切だと感じます。
子どもの権利条約は1989年に国連で採択され、日本は1994年に批准しました。国内で初めて子どもの権利条例を制定したのは川崎市です。子どもたちと市民を交え、約2年をかけ素案をつくり2001年4月に施行されました。
その当時、私は、川崎市に住んでおり、プレーパークで幼稚園就園前の「子どもと親の自主保育グループ」に参加していましたが、施行前にも係わらず、普段意識していない集まりのなかでも「子どもの権利ってなんのこと?」と話題になりました。
大人も子どももすべての人が権利の主体であることを理解することが必要です。
江戸川区の子育て施策が力強くすすんでいますので条例もよいものとしたいです!