国会公共事業調査会(仮称)準備会に行ってきました
国会公共事業調査会(仮称)準備会に参加してきました。
「市民からみたあるべき参加と現状」というテーマで、以下の問題提起がありました。
・公共事業の意思決定手続きと参加 水源開発問題全国連絡会 嶋津暉之さん
・環境影響評価手続きと参加 (公財)日本自然保護協会 辻村千尋さん
嶋津さんは江戸川で行われている、スーパー堤防事業の、2016年2月22日の国土交通省・関東地方整備局の事業評価監視委員会を例に示されました。
第三者評価委員会は事業の追認機関になってしまっている。たとえ、事業の必要性を否定する意見が出されても事業の継続が容認されていると。
公共事業の評価指標の問題も…。
その後、行政と議員、市民の対話を行いました。「参加で公共事業の公共性は高まるか?」
以前よりは仕組みとして、意見を言う場があるが、コミュニケーションが成り立っていない、一方通行だと言う意見がありました。
道路も河川も公共事業において、どんな意見が出ても、土地収用法が適用されすすめられていくと。
外環、中部横断自動車道、スーパー堤防、様々な方からの発言がありました。
事後評価で費用便益費が、1を割った場合は事業をやめるのかとの問いには、総合評価で判断するとの答え。
これでは、止まりませんね。
いくら無駄な事業であっても。
800年かかろうが、事業費がいくらかかろうが、総合評価でやると言ったらやる事になってしまうのですから。
次回は6月13日17時から、衆議院第一議員会館の予定です。