これからも市民参加をすすめます~「それゆけ!市民のつどい」

二期目にかける思いを

私はもともと、住民参加型のたすけあい事業を行う福祉系NPOで、産前産後の支援、障害児や障害者への支援、息を引き取る瞬間までの高齢者介護の訪問支援を通して、数々の課題を実感してきました。それぞれが生活していく中での課題を取り上げ、それを解決するしくみをしっかりとつくり上げ、だれもが心豊かに暮らせる社会にしていきたい。4年前、その思いを胸に、区政に初挑戦する決意をしました。

そして、この4年間、伊藤ひとみと二人、「生活者ネットワーク」という会派で議員の役割を務めてまいりました。年4回のすべての本会議に登壇し、予算・決算審査にも全日程において審議することができました。

私たち生活者ネットワークは、政治を暮らしの道具として使いこなすことを目指しています。自分たちの暮らすまちをどうしたら暮らしやすいまちになるのかを考えている市民とつながり、議員として持ち得た情報を共有し、地域での活動を後押ししてきました。公共の福祉を考えるにあたり、行政との協働ができる場を増やすことに取り組んできました。

高齢者福祉について、介護保険事業計画の策定検討委員会は、3年に一度の開催ではなく、毎年開催し、しっかり検証しながら進めていくことを提案し実現しました。障害者福祉計画の策定においても、地域で自発的に行っている協議会や連絡会をつなげていくこと、計画は行政のみでつくるのではなく、市民も交えて行うことも実現しました。こうした仕組みをつくることで、私たちの日々の生活の課題が、議論のテーブルに乗ることになります。

江戸川にはたくさんの公共の福祉のために活動する市民団体が存在します。NPOに限らず、営利法人であっても、地域貢献に積極的に取り組むところもあります。子育ても、教育も、福祉も、環境も、大型公共事業も、持続可能なまちづくりは市民と行政との協働がなければこの先進んでいきません。

私はこれからも、市民参加を進めていきたい。生活者ネットワークが掲げる「近づけたいね。暮らしと政治」。このことにつきます。 2020年の児童相談所設置についても同様です。

自治する市民の一人として、生活の課題を政治の課題として取り上げていくことのできる感性をさらに磨き、私自身が道具となり、その役割を使命感をもって、果たしていきます。

市民の議席を獲得できますよう、頑張ってまいります。