とことん討論会に参加して その2 - あとがない! 最終処分場 - 

2018年8月7日 16時25分 | カテゴリー: 活動報告

とことん討論会の午後は分科会に分かれての開催です。

第1分科会は、「知り合う、学び合う、助け合う「センターサークル」

第2分科会は、「世界の環境問題! マイクロプラスチック汚染対策へ」

第3分科会は、「あとがない! 最終処分場 -焼却ごみの削減で埋め立て量ゼロに!-」

 

伊藤ひとみと私は第3分科会に参加しました。第2分科会にも江戸川ネットから2名参加。

パネリストの皆さん

まず、東京都環境局資源循環推進部埋立調整担当課長 宮田博之さんからごみ埋め立ての歴史を伺いました。

私たちの生活に欠かせないごみ収集。

各区で収集・運搬し、焼却・破砕などは中間処理と呼び、東京23区清掃一部事務組合が運営しています。

そして最終処分場である中央防波堤外側埋立処分場に持ち込まれます。2016年度の埋立廃棄物量は45.4万tです。

1994年頃は生ごみや不燃ごみなどがそのまま埋め立てられていました。

1997年2月 可燃ごみの全量焼却開始。

2000年4月 容器包装リサイクル法完全施行

2001年4月 家電リサイクル法完全施行

2001年5月 食品リサイクル法完全施行

2013年4月 小型家電リサイクル法完全施行

リサイクルを進め、現在は生ごみは燃やす等、不燃ごみは破砕等中間処理した後埋め立てていますが、それでもあと50数年ほどで最終処分場はいっぱいになってしまうそうです。

計画よりも多くのごみが持ち込まれている現状があり、延命化は必須です。

 

では、23区のごみの現状はどのようであるのか。23区清掃一部事務組合の現状は。。。

1人1日当たりのごみ量は2017年度807グラムと減っていますが、実績ごみ量は現行の基本計画より約1.5万トン上回っています。それは人口が年々増加していること、この7年で50万人の人口増という背景もあります。2030年度までは人口増加の見込みです。

また、災害廃棄物等の焼却も2013年度から7.8万t各清掃工場で処理をしています。

 

2002年度以降、ごみの総量は減少してきましたが、2017年度は増加に転じました。この傾向が今後も続くと、埋立処分場が早くいっぱいになってしまいます。あと50数年余でいっぱいに。

1日でも長く使用するためには、ごみの分別、資源回収をさらに推進し、ごみの減量に取り組むことが必要です。

 

23区ではありませんが、八王子市では2002年16,257tの埋立処分をしていましたが、2015年度は86t、2018年度は0を目指しています。この取り組みを八王子市資源循環部 ごみ減量対策課長 木下博文さんにお聞きしました。

多摩地域の最終処分場は二ツ塚処分場にあります。

ごみ減量の方策として、ごみの有料化、個別回収の実施、資源物回収品拡充をしています。

ごみの有料化は指定収集袋を使用します。標準世帯で500円ほどの負担となる料金設定です。

戸別収集をすることで、だれが出したごみなのかがわかるため、周りの目が気になり分別の意識が働きます。

資源物は計10種類を無料で回収し、出しやすい環境づくりを進めています。

 

23区でもごみ減量に向けて取り組みを進めていくことが必要ですね。