東京23区とことん討論会 その1 - 海・川のプラスチック汚染の今、現状と対策 - 

2018年8月6日 16時21分 | カテゴリー: 活動報告

7月24日は第23回「東京23区とことん討論会」
23区発!ごみゼロへのビジョン。燃やすから、燃やさないへ!

大阪商業大学公共学部 原田禎夫さん

基調講演は、大阪商業大学准教授の原田禎夫さん。

私たちは間に合うんだろうかと思ってしまいました。

大量のプラスチック製品を使ってきた結果が、今の深刻な海・川の汚染を引き起こしています。
人が住んでいないミッドウェイ島での、海鳥のお腹から出て来るプラスチック。お腹は膨れているのに死んで行ってしまう現実をスライドで見るとショックは大きいです。

かつての公害は、地域が限定され原因が明らかであった「点源汚染」であったが、現代の環境問題は「非点源汚染」気候変動(地球温暖化)、こうしたプラスチック汚染、生物多様性の喪失など。

環太平洋ごみベルト

原因は多岐にわたり、個々人が受ける直接(短期)の被害は必ずしも大きくない。

たしかにそうです。私たちの何気ない行動が地球の環境を破壊しているとは多くの方は気が付きません。

そうした中、世界で広がる脱プラスチックの動き。

スタバやマクドナルドの脱ストローや、モロッコなどでのレジ袋廃止。

フランスでは使い捨てプラスチック容器が2020年4月全面禁止になります。

 

保津峡のごみ

原田先生が調査した保津峡で一番多いごみはペットボトルです。

どうすれば川や海のごみを減らしていけるのかということでエストニアの取り組みの紹介がありました。

エストニアのペットボトル回収はデポジット!しかも流通するすべての商品が登録されて店頭などで回収。中は洗わないで良いし、ラベルも剥がさない。ほぼ回収できるとのこと。
この仕組みを日本で作り経済を回せば良い!と。いまならアジアも含めて市場があるのに!と。

また、国連は,2022年までに使い捨てプラスチックを含む海洋ごみの主な発生源を排除する国際キャンペーンを始めています。30か国以上が参加しています。しかしどうしたことか日本は参加していません。

日本で開催されたG7伊勢志摩サミットでは、「我々は、資源効率性および3Rに関する我々の取り組みが、陸域を発生源とする海洋ゴミ、特にプラスチックの発生抑制及び削減に寄与することも認識しつつ、海洋ゴミに対処するとの我々のコミットメントを再確認する。」と宣言しているのにと。

残念すぎる現実がそこにはありました。