庄内の取り組み その① ~食の地産地消~

2017年8月27日 08時46分 | カテゴリー: 活動報告

羽田空港からおいしい庄内空港へと来ました。

せっけん工房

庄内には江戸川区の友好都市である鶴岡市、酒田市、遊佐町ほか11の町があります。

この地域には生活クラブ消費材のお米、青果物、農産加工品、豚肉と加工肉の生産者が集まっています。

食べる人と作る人が、よく話し合いながら安心安全な食べ物を作って来た40年以上の交流があります。

遊佐町には鳥海山から流れる月光川のきれいな水が米や野菜作りに欠かせません。その水を守るためにJA庄内みどり遊佐地区女性部が行っている、石けん運動の取り組みを見てきました。

廃油油から作るせっけん

小学校給食の廃油を回収し、石けんを作り、販売する他、次世代である子どもたちに固形石けん作りや安全性使い方等指導を小学校に出向いて行っています。

環境を守り、地域循環型農業の実践をしているのです。

遊佐町では合成洗剤追放運動や、総合的な減農薬・減化学肥料で水を守り、安全性を追求した土作りを基本にして自然にやさしい循環型の米づくりを行なっています。

あと1か月くらいで稲刈りが始まります。

また、私が食べている生活クラブ生協の遊YOU米の作付けを行っている、共同開発米部会の圃場も見学しました。新たな開発米の実験栽培も行っていることも説明していただきました。

畜産物を扱う平田牧場のから出る堆肥を土に混ぜることもしています。

また国に先がけ豚のエサ用の飼料米を作ってきました。

無農薬の実験取り組みも行なっています。

鳥海山からの水が豊かにありますが、その水を守る事を大切に行っています。

 

会社員を経験したのち就農したパプリカを育てる農家も見て来ました。

収穫したパプリカを出荷用に大きさをそろえます。作業していたのは東京からの移住者です。

ビニルハウスなど初期投資が必要なこと、また作物が取れ始めるのが3年ほどかかることから、就農はハードルが高いものでした。しかし次の年に実が取れる事も可能となってきたそうです。

生産者を守っていく取り組みも必要な事だと感じました。

 

2度の病気を乗り越えながら食べ物の大切さを伝える小野寺さん

鶴岡では農家レストランが各所にあります。その中で「やさいの荘の家庭料理 菜ぁ」を経営している、小野寺美佐子さんからお話を聞きました。

私たちの身体は食べるものでできている。添加物のないものを食べること、野菜が大切。そうすれば怪我はするけど病気はしない子どもとなる。

無農薬、無化学農法で野菜を作っています。若い世代へ地元野菜で基本の食べ方を伝えていきたい。との事でした。力強い思いのある方でした。

次の世代に何を残したいのか。そのために自分は何をするのかという事を、現在も病を抱えながら取り組まれている力強い話に元気をいただきました。